何気ない今日と云う日

偶然あの日出逢い恋に落ちたよ

願い叶える次のステップへ

あっという間に一週間が経ってしまった。

9月29日、1番大好きなアイドルのデビューが決まっていた朝から一週間。

 

 

夢にまで見た、というよりも、何年も何年も、ありとあらゆる勝手なシミュレーションをしながら待ち望んでいたその瞬間、正直言うと思ってもみない形で突然やってきたな、とじわじわとようやくあの日の朝のことを噛み締めてる。

 

膝から崩れ落ちるとか、涙が止まらないとか、おたくと抱き合うだとか、なんだか勝手にそういう大げさな受け止めを想定していたけど、実際は我が家に泊まりに来ていた同担に、寝起きに朝ごはんの用意していたら「ねぇ、メールとか見た・・・?」と超怖い顔で言われて、半開きの目のままスマホで情報局からのメールの文字をぼやけながら見て知った。

 

この先、元太くんのデビュー知った時のこと思い出す時、パジャマで髪ボサボサでまだ視力も朝のまぶしさに対応しきれていなかったなぁ、などと思い出すんだろうか。

 

 

おめでとうとか、嬉しいとか、それらの感情よりも何よりも、

ユニバーサルミュージック傘下のCapitol Records(米・LA)」

「全世界配信リリース」

アメリカ現地にて調印式」

と見慣れない文字列の情報処理が追い付かず、こんなに殺風景なものなのかとちょっと笑けてた。

 

事実を受け止める暇もなく、軽井沢に向かって(絶賛夏期休暇中で旅行三昧かましてた)WSすらまともに見れず、結局その日は「なんかトラジャの曲サブスクで聴けるようになるっぽいぞ!」みたいな感情で終わってしまった。我ながらあまりにも情緒がない。

 

アメリカに行ってしまったその日から、遠い国の人になってしまった気がしていて、正直その気持ちはずっと拭えなかったし、明言されない目標に、終わりの見えない「待ち」。気持ちが遠のいてしまうかなぁと思ったけど、私にとってはむしろちょうど心地の良い距離感になっていた気がする。

 

現地でAGTをはじめ実績や場数を踏んだり、きっと私たちが知らない想像も及ばない苦労をたくさんたくさん重ね、きっと不安や苛立ちにたくさん押し潰されていただろうし、楽しそうな姿しか見られない、見る余地がない、それが、本当にありがたかったかもしれないなと。

 

歳を取ったからからかもしれないけど「知らないこと」「見ないこと」を大事にしたいと思うようになった。

渡米して、物理的時間的距離ができたおかげで、私が苦手意識のあった好きなもののために「頑張る」を頻繁に見なくて済んだし、感じなくていい窮屈さもなくなった。

 

そういう自分としては良い意味での穏やかさで過ごせていて、たまにの現地での彼らの活躍や頑張りを目にして遠くから(本当に遠くから)応援するのが、こうして老後のように元太くんのことを好きでいた自分にはちょうどよかったのかもなぁなんて思ったりも。

 

ゆっくり、じんわり、「デビュー」という煌びやかな大切な瞬間を心待ちにしたいなと今は思ってる。

 

不思議と?あまり懸念も不安もない。これは綺麗事ではなく。

この時代に即した、デビュー曲がいつでもどこでも手元で聴けるという形も、正直めちゃくちゃ望んでた。誰にでも「元太くんデビューしました」ってシェアできるのは本当にありがたい。

ジャニーズだからいつまでもサブスクで曲が聴けないなんて、そんなイケてないデビューはダサいし「今まで通り」でないことが嬉しかったりしてる。

これからは、トラジャのことはよく知らなくても、サブスクで見かけた「この曲好き」ってトラジャの曲のファンになる人も沢山増えるんだと思うとワクワクする。

 

 

私はずっと“アイドル”が大好きだし、それは今でも変わってない。

ドメスティックに日本のアイドルで生まれ育ったので。

日本のバカデカ市場ありきのアイドル(日本人が好む楽曲やコンセプト)としてデビューしたってもちろん全然嬉しいし、そうなると思ってたよほんの1年くらい前までは。

バラエティーやドラマに出て、気づいたらおじさんになって、映画とかの俳優業やりまくってアイドル業やってたんだこの人?みたいになる元太くんをテレビで見る将来も良いなぁなんて思ってた。

でもそれは「今まで通り」の「従来の正解」を歩いて行ったらの話だし、きっとジャニーズとして日本でデビューしたら例に漏れずそうなっていくんだろうなという確約がある程度想定できる。

 

そこで感じる誇らしさと、「今までとは違う」の誇らしさを、私は比べられない。

 

宮近くんが言う「今までにない形で、想像できないものを僕たちも作っていきたい」の言葉を、不透明で前例がないことへの心もとなさで曲がって受け止めたくないなと思う。

 

当たればビッグチャンスみたいなこと言われてるけど、そんな賭けみたいな言い方されるのはちょっと癪だし、苦労人と称されるのもウルセェと思ってる。

単純に、夢のハリウッドを謳う彼らにとって、ハリウッドにあるレコード会社と契約なんて、シンプルに有言実行しましたが何か?くらいのマインドでいたいし、違和感なくそう思えてる。

名実ともにハリウッドを背負ってしまった自担。

夢のハリウッドという初めてのオリジナル曲を盛大な伏線にしてしまったTravis Japan

 

 

AGTで、ちゃんと現地にも妄想じゃなくTravis Japanとしての存在がドデカ認知度媒体としてセールスにも十二分に使える訳だし、あの時のセミファイナル敗退がこの後じわじわ効いて来るんじゃないかなって個人的には思ってる。

 

 

デビューの発表がされて、正直その事実への喜びよりも、思っていたよりもずっっと多くの人たちからの祝福を感じる時間が嬉しかったみたいなところがあった。

こんな大量のおめでとうにまみれることが、デビューを自分の中に消化させることの何倍も実感があって胸がいっぱいになった。

一斉に一律に情報がみんなに知れ渡ったからこそ、「私たちの応援するアイドルがデビューする」じゃなく「トラジャがついにデビューする」って外部受取りというか、逆輸入みたいな受け止め方できたのも良かったのかも知れない。

 

追い切れない数多の祝福の声に、元太くんが、トラジャが歩いてきた軌跡が、築いてきた信頼や愛が、紛れもなく美しく壮大に花火のように咲いた感じがあって、本当に感動的だった。

 

 

 

松田元太くん、デビューおめでとう。

 

まだ全然実感がわかないけれど、元太くんの歌声を持ち歩けるようになって、ちょっとずつ日常の中に溶け込んでいくTravis Japanという日本で生まれた世界で活躍するアイドルという存在の当たり前を感じた時、きっとふと実感になるんだろうな。

 

ジャニーズJr.の元太くんを応援してきた人生も、元太くんが世界を拠点にして活躍していくことを感じられるこれからの人生も、なんて贅沢なんだろうと感じています。

 

 

デビュー発表があった2022年9月29日、その日向かった軽井沢の素敵な雑貨屋さんで虎の起き上がり小法師に出会ったので記念に我が家に迎えました。

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可愛い顔して、どんなに強くなんども倒しても絶対に転ばない虎です。

 

2022年10月28日、トラジャが全世界に放たれ、新たな一幕が始まるその瞬間を楽しみに、残り少なすぎるJr.担をのんびり謳歌しようと思います。

 

 

 

 

渡米雑記

私は頭の中のぐちゃぐちゃを整理整頓するために文字への出力が効果的な人間なので、一旦将来の自分のためにも今の自分のためにも、この混沌とした頭の中をどさーっと残しておきたい。

 

Travis Japanの無期限アメリカ武者修行について。

 

 

個人的に、ロスで修行するとかそんなことはどうでもよくて(よくはないが)、というか留学して沢山の刺激や経験を得ること、それ自体には全く後ろ向きではないし、むしろとても貴重で財産になるとちゃんと思ってる。

 

これが2年前とかに発表されてたらもっと受け止め方や感情は違ったはずで。

何に一番納得がいかないと聞かれたら「今であること」にだと思う。

 

そもそも元太くんは昔、よくアメリカに行きたいということを口にしていたし(アメリカ人の血が流れている時期(※本人談)もあったくらいの人)、アメリカに留学していたお母様の影響で行ってみたいという気持ちは本心だったと思ってる。

だから、元太くんが間も無く23歳、アイドルのお仕事をしていなければ社会人一年目を迎えるような、人生の岐路にもなり得る年齢になるようなこの時期に、アメリカという大きな地にある程度まとまった期間身を置ける経験は、元太くんの人生においてものすごく素晴らしい時間の1つになると思って、は、いる。

 

ただ、同時に強く強く感じていることは、今この時期に日本から離れることで失う代償があまりにも大きいのではということ。

 

 

主演を務めた「君が落とした青空」はエンドロールにジャニーズ事務所の関係各所の企業名が登場しない完全外部仕事だった。

演技とかは見ずに、監督が直々にキャスティングしてくれたと教えてくださったので、事務所の人間が取ってきた仕事とは訳が違ったらしいし、今回共演した福本莉子ちゃんは今を時めく次世代の推し女優で、福本じゃない方の莉子ちゃんはゴールデンのドラマや映画にも引っ張りだこの人気者、板垣瑞生くんは若手の実力派で絶対この後しっかり俳優としての道を進んでいく人だし、横田真悠ちゃんも大衆メディアで広く大きく名を立たせている、監督も言っていたけど、これからの映画界を背負っていくことが過言にならない面々が集結させられた、ポテンシャル映画っぽいなと思ってた。

 

つまり、何が言いたいかというと、今回の君が落とした青空の映画主演という大きなチャンスは、元太くんにとって次のチャンスへのこれ以上ないロイター板になった自信があった。映画の主演を務めたという箔がちゃんとつくジャニーズの若手は、売れっ子でも一握り。

 

そして同時期に、ジャニーズJr.として1つ登竜門となる大きな肩書きJr.大賞1位の称号までも手に入れた。

これからメディアに出る時のプロフィールを日々着々と仕上げていっていたと思っていたこの数ヶ月間だったので、渡米の発表で正直頭は真っ白になった。

 

 

人はあまり待つことが得意ではない。

それはもちろん私のことではなくて、この大露出期間で一度でも元太くんを目にしてくれた、多分思っている以上に大勢の人。これまで元太くんのファンをやってきた期間のなかでこれほどまでにHDDを地上波番組でパツパツにしたことはない。

 

「あ、この子ジャニーズの子なんだ」と思って顔を見てもらえることがどれだけ大きいか。この数ヶ月間で元太くんの顔や言葉を認識してくれた大勢の人たちは、多分もうスパンの短い次回がなければ記憶の反芻ができないまま、そういえばそんな子、見たことあるかも、誰だっけ、と儚く忘れてしまう。

それが、本当に本当に悔しい。

 

こんなに色んなことが物凄い勢いで消費され流動していく時代に、今、この瞬間をものにしていくことがどれだけ大切か。

 

正直私は元太くんのことしか知らないので、他のメンバーにとっての今、この瞬間の渡米については何もわからないけど、とにかく元太くんにとって、この時期に日本の活動を休止することは、舞い込んできたかもしれない大量のチャンスを逃してしまうことにしか思えなくてものすごく辛くなってしまう。

 

「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、今だと思ったことは絶対に先延ばしにしたらダメだ。そんなことは元太くん本人からも何度も実感させられた。

 

SHOCK出演を機に決まった主演舞台だってそう、今トラジャでいることだってきっとそう。昔からずっと言い続けているけど、元太くんは必ず1つのお仕事をそれで終わらせないし、近くにいた人の心にちゃんと残り続ける人だ。三宅くんが歌舞伎で共演した後に雑誌で元太くんのことは記憶に残ってるとわざわざ口にしたり、人を虜にさせることが本当に上手な人。

だから、露骨にしていなくても自然と人に好かれて愛される魅力的な人。

 

何が言いたいかというと、そんな天性の人を魅了する力を持っている人が日の目に当たらない「修行」のために、広く大きいメディアに出たことで得た人脈や次への布石を含めた日本での活動を断つことのメリットが、現時点で失うものより大きいとは思い難い。

 

「成長する」「技術を磨く」「大きくなる」という形のない目標を掲げ「それまで帰ってくる予定はない」と何1つ明確じゃないもののために頑張る日々はしんどくないだろうか。

いくら仲が良いとはいえ、すでに自分の財力で自立して生きていける大人が、共同生活を急に始めることがどんなにストレスフルで気持ちを擦り減らすだろうか。

 

ただただ、アメリカで過ごす短くはないであろうその時間への不安や懸念が次々に浮かんできてしまう。

 

長い時間をかけて、決して楽ではなかったジャニーズJr.としての元太くんの活動の中で、今が一番、元太くんが口にする「夢」に近づいていたと思う。

 

頭ではなく、体や感覚で得た経験や勘を自らの強さに変えていく人だからこそ、こうして積み上げ、目指してきた、”芝居”という、喉から手が出るほどに欲しくてたまらなかったものに対する実績を、形に残すような時間をもっと日本で培って欲しい、と思ってしまう。

 

留学を経て恩返しをしたいと言ってくれたけど、あなたが今、成し遂げ、そして次に進もうとしている姿こそがこれ以上ない恩返しになっていたし(大前提として私個人は恩返しをされるために応援していたわけではないのだけど)、物凄く贅沢で見たこともない素敵な景色を毎日見せてもらえていた。

 

私はTravis Japanのファンである以前に松田元太くんというジャニーズJr.のファンだからこんな風に思ってしまうのかもしれない。もし、Travis Japanの元太くんを応援しているのだったら、この武者修行渡米にもっとウキウキしていたのだろうか。

数日間、ない人格を探してみたりしたけど、結局戻ってくる場所は必ずこの霧がかかったような湿っぽい気持ちだった。

 

日々悶々と明確なものが自分の中を通り過ぎて行かず、ずーっと進まない渋滞の高速道路に並んだ長〜〜〜〜〜い車の列が頭の中にあるみたいな感覚。

 

 

 

 

「いってきます」という背中には「いってらっしゃい」という言葉しかかけられない。

 

でも、私が近い将来に元太くんにかけてあげたかった言葉の中に「おかえり」の想定はもうなかった。

もう、どこか遠くへ行ってしまうかもしれないなんてことは二度となくていいと思ってた。

 

 

 

しばらく私の気持ちは地に足をつけられないんだろうけど、数年後の自分がこのブログを読んだ時に「なんか大げさに落ち込んでたな」と笑える日が来れば良いと思ってる。

 

 

どうかどうか、心と体が健やかでいられますように。

沢山の大切な出会いや経験で日々が彩溢れるものでありますように。

 

私が今精一杯願えることはこれだけ。

 

結果が出ないから失敗じゃない。

何かを成し遂げなくたって失敗じゃない。

 

意外でもなく、元太くんは全然自分自身を甘やかせないので、形のないものに向かう日々が苦しくならないか、それだけが気がかりです。

 

日々のどんな小さなことでも、必ずそれは元太くんの糧となっていることを忘れないで、広い世界でキラキラした素晴らしい景色が元太くんの目に沢山映れば良いな。

 

 

ずっとずっと待っているし、大好きだし、離れるなんてそんな馬鹿な心配をされては困るのでね。そんな簡単に離れるなんて生易しい存在じゃないこと、ちゃんと元太くんも覚えていて欲しいです。

申し訳ないけど当方は一生をかけて元太くんを応援する化け物なので。

 

 

 

いつか日本で会える日に、晴れやかでキラキラ輝く大好きなくしゃくしゃの笑顔を見れることを楽しみに。

いってらっしゃい!

 

 

 

 

 

 

ここでひとつ虹になれ

2022年初春公開、映画「君が落とした青空」。

松田元太くんの銀幕デビュー作&初主演作品。本当に本当におめでとう。

happinet-phantom.com

 

 

この数年間、個人的に一番待ち望んでいたかもしれない、元太くんの映画出演という夢を、まさかの主演という形で叶えてもらったことが嬉しすぎて、今はまだ全然夢見心地だし、来年の春に出会える元太くんが演じる修弥のことをあれこれ考えて、ずっと鼻歌をうたってしまってる。これぞまさに浮かれてる。

 

 

早速、櫻いいよさんの原作を拝読したので、感想と映画への夢と期待を込めて、今ほかほかしているこの気持ちを残しておきたいと思う。

 

 

 

 

 

※以下ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ――――――――

付き合い始めて2年が経つ高校生の実結と修弥。気まずい雰囲気で別れたある日の放課後、修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、気が付くと同じ日の朝を迎えていた。何度も「同じ日」を繰り返す中、修弥の隠された事実が明らかになる。そして迎えた7日目。ふたりを待ち受けていたのは予想もしない結末だった。

――――――――――――

 

冒頭、元太くん演じる修弥という主人公の男の子がトラックに轢かれるという交通事故に遭う場面から物語はスタート。短い冒頭部分では修弥の生死についての描写はされておらずだけど、察するによくない結果なんだろうなというはじまり。

 

事故は、実結と修弥が映画を観に行くデートの途中、ギクシャクした雰囲気の中で突然修弥に予定が入り、デートをドタキャンして帰ってしまうシーンで起きてしまうわけなんだけど、あらすじにもある通り、交通事故で修弥が重篤な状態になってしまって実結が呆然とするシーンをきっかけに、夢から覚めるように、また同じ日の朝に実結がタイムリープするという流れ。

 

実結と修弥のカップルがそもそも倦怠期のような、ときめきキュンキュンカップルではないところから始まるわけなんだけど、伝えたい想いを素直に伝えられないもどかしさが生んでしまった勘違いから始まる2人のすれ違いが、同じ日を何度も何度も繰り返すことによって、自分とも相手とも向き合いながら、誤解や秘密を知るにつれて、お互いが相手を思いやる気持ちに気付いていくという、感情の描写が細かく丁寧に描かれている作品だった。

 

実結から見える修弥という人物像が、高校生の狭い狭いコミュニティを中心に描かれていて、高校生特有のスクールカーストとか、クラスや学年の中でのポジションとかがなんともリアルでくすぐったかった。

 

修弥は特別イケメンとか、秀才とかスポーツ万能とか、そういうスペックは持ち合わせていないけど、その性格と人柄が誰からも好かれるような、いつもクラスの中心にいる人気者。

 

??

 

以下、本文から引用した実結が語る修弥の人物像。

 

いつも前向きに考えるところや、明るいところ。よく周りを見ているところ。

???

明るく場を盛り上げる性格、楽しいことにはすぐに飛びつく行動力。

????

 

知ってるな、こういう人‥‥

私の好きな人にそっくりだな‥‥松田元太くんていうんですけど‥‥

ちなみに松田元太くんは特別イケメンでスポーツ万能でもあるわけなのだが‥‥

 

 

一回本を閉じて深呼吸して天を仰いで、冷静になるために適当に過去のトラジャのYouTube再生したんだけど余計に修弥みたいな人いて困って床に大の字になった。

 

というくらい、修弥というキャラクターがあまりにも元太くんの人柄にドンピシャの男の子でびっくりした。

 

 

初めてスカッとジャパンに出演した時の北里優也くんも、クラスでみんなに囲まれてたな‥もう本能的に人間という生き物は元太くんにクラスの人気者を重ねがちなんだよなきっと‥

 

この世の初恋全部集めましたみたいなアイドルを好きになっちまって俺は‥‥

 

 

とにかく、あまりにも修弥に元太くんを重ねることが容易すぎたので、物語を読み進めれば読み進めるほど、修弥の台詞がリアルに元太くん本人の声で再生されてしまって、全然私の頭の中では、松田元太くん主演の「君が落とした青空」が2021年9月にロードショーされたわけなんだけども。

 

細かい原作の中身はこれからまた何度か読み直したり、ドキドキした気持ちでいたいのでここでは詳細は触れないようにしようと思うんだけど、この作品、いくつかはっきりしないまま終わる物語のパーツがあるような気がした。

そこが実結の不思議な体験をより現実なのか非現実なのかふわっとさせている部分になるんだと思うんだけど、読んでいて途中から読み手側も、第三者目線で実結を見ていたはずなのに、実結が行き来する時間軸の中に迷い込んでしまうような没入感で、タイムリープパラレルワールド?夢?と不思議な気持ちに陥って面白かった。

 

 

修弥という男の子は、結構感情の起伏が激しい男の子のに描かれていて、喜怒哀楽の色んな表情が文字だけでもカラフルに目に見えたので、元太くんが演じる修弥がどんなキャラクターになるのかがすごく楽しみになった。

 

歌でもダンスでもそうだけど、元太くんは元々あるものを自分の中に落とし込んで、噛み砕いて、自分だけの形に昇華させるのが自然で素敵な表現者なので、元太くんがどういう風にこの作品の修弥という男の子をこの世に生を与えさせるのか、ものすごく興味がある。

 

松田元太くんというフィルターを通して出力される、表現や作品、感情や台詞、その場の空気、全てがとっても魅力的であることを、この作品を通してさらに沢山の人に届く場所になればいいなと思う。

 

監督が元太くんを修弥として作品に迎えてくれた言葉にものすごく感動したので以下公式インスタからの投稿を一部引用。

 

松田元太くんは、修弥役を探している時に、直感的に俳優としての魅力を感じました。衣装合わせの時、スタッフ一人一人に笑顔を見せて場を盛り上げようとする姿を見て、元太くん自らが持っている人を元気にさせるパワーを大切にしようと思いました。松田元太くんが演じたからこそ、学校の人気者でも実結に誠実であり続ける心優しい修弥が生まれました。

https://www.instagram.com/p/CTVq6uOBE2Y/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

 

アイドルとして、これまでお芝居というものに特別心を奪われていた元太くんに、修弥というキャラクターがやってきてくれたこと。

何万回も言っているけど、元太くんはいつも周りにいる大人たちをその人柄で魅了して気付いたら虜にさせてしまう、自分のチャンスやステップを、強引にではなくポンと引き寄せてしまう人、まさに今回もそうやって、ひとりの松田元太として評価される姿が、まだ何も作品を見ていないのにとても誇らしくてたまらない。

 

 

お芝居のために、沢山勉強したり、プライベートの時間を削って大きな夢のための努力を惜しまない、そうして長い間貪欲に自分のやりたいことに素直にまっすぐに向き合ってきた、元太くん自身が掴み取った大切なチャンス。

元太くんの笑顔のように、明るくそして澄み渡るような青空のような作品として、沢山の人の心に温かさを残す、そんな素敵な映画となりますように。

 

 

ちょうど示し合せたかのように、映画の情報解禁翌日に公開された+81のLove so sweetの歌詞が、あまりにもこの作品にリンクしていて、キラッキラの笑顔で踊る元太くんの姿と修弥と雨が上がった真っ青な空をが重なるように、私の胸に虹をかけてくれたので、これもまた何かの運命なのかなと(なんでもエモくなってしまうターンの人)

松田元太くんというこんな好きなアイドル、そして俳優に出逢う季節二度とない‥‥何度でも出逢いたい‥‥光ってもっと最高の元太‥‥

 

 

 

修弥が、そして元太くんが大切にしている、「楽しむこと」。

これから私自身も今まで以上に胸に刻みながらわくわくする日々を過ごしたいと思う。

 

 

 

 

またひとつ、私たちに夢のような夢を見させてくれてありがとう。

 

そして、本当に本当におめでとう。

 

 

 

どこまでだって行けるよ

Travis Japan IMAGENATIONめちゃくちゃ良い作品だった。

 

この世の中になって、当たり前でなくなったオフラインでのライブステージを見て心の底からトラジャが作るステージ好きだ!!って思えたことが、この1年間失ってしまったエンタメで心を躍らせるという生活必需品ではない感情を呼び起こしてくれて、何より本当に体中が楽しいで満たされた。

いっぱいいっぱい、ステージ作品として評価されて欲しいなとシンプルに感じた。

 

 

物凄く好みだった。

 

比較的長いジャニオタ人生で蓄えてきた”良いライブ”の経験値をもってして、私の中でステージを見るうえで新しいジャンルだ!って感じられたのが革命だったなとも今感じている。

 

コロナ禍、歓声が禁じられたオフラインライブという特殊な環境を、こんなに消化して昇華させたアイドル絶対Travis Japanしかいないのでは?

 

個人的初日を迎える前、すでに入ってた友達に「ライブ寄りの舞台って感じ」って言われてて、セトリと合わせてそれ聞いた時に嘘つかずに言うと「それ盛り上がり大丈夫なやつ…?」って感じて。

セトリも普段(トラジャの過去のオフラインライブ比)に比べて、選曲に攻め感がないように見えてて、自分の目で見る前は声出せないしあえてキャーを誘わないように控えめにしてるのかなと勝手に思い込んでた。

だいたい、YSSBとかのキャー言わせてなんぼ的なセクションがあって、ボルテージ上げてファンサタイムがあっていういわばお決まりの流れってトラジャも割と踏襲していたと思うんだけど、今回ってそれどこになるんだろう?って印象だった。

 

 

そしたらどっこい、トラジャの魂胆に完全にやられた。

 

IMAGENATION、想像国家という独自のコンセプトで作り上げられた世界観が正直完璧だった。

7つの国家、メンバーがそれぞれ国王という設定で全体が大きく7つのカテゴリーに分割されている。

ひとつ前のENTER1234567もソロコーナーが設けられてて、個人個人に好きな世界観を作っていたけど、それを今回は曲単位じゃなくてもう少し広く章に分けて作っている感じだった。

 

それぞれが選んだコンセプトは、どれも「あ~~~好きだよねほんとそういうの」って感じで一切の裏切りはなかったし新鮮さがあったわけではないんだけど、またこれが上手いことセットにされてる数曲との相性でむちゃくちゃ上手に調理されてた。

 

元太:MOON

松倉:SHINE

宮近:PASSION

閑也:SMILE

如恵留:INNOCENT

うみ:NATURE

七五三掛:LOVE

 

またこの7個のコンセプトも、多分メンバーカラーに寄せて決めたんだろうけど上手いこと単語ごとにIMAGEするカラーとリンクしてて作りこまれてるなぁって思った。

 

 

コーナーごとに選ぶ曲もまた個性が爆発していてもはや微笑ましかったんだけど、なんというか”あ~はいはい感”がそこまでなかった、くどさ?がそこまでなくて上手いな~と。

 

元太が光一ソロ選ぶのとか、うみがバチバチにおたくが大好きなオシャレ曲選んでくるのとか、のえるが「たったの50年一緒に」とか言っちゃうばち重ソング選んでくるのとか、松倉がアコギで自作曲やるのとか、突然のしめしずタイム爆誕したり、もう既視感っちゃ既視感なんだよね。

けど、ソロパートと7人パートをうまいことパフォーマンスやダンス、歌オンリーで使い分けたり、ペンラ演出や一緒に踊るパートでオフラインならではの演出も交えてたりして、まじで飽きなかった。

 

だし、結構やりたいことつなげてるだけじゃん~って一見感じるんだけど、そこで生きてくるIMAGENATIONというコンセプト。

国家ごとにセクションを分けてるっていう前提があるから、バラバラの世界観で各々のつなぎが急なのに妙にしっくりきておもしろ~となった。

 

これ、このコンセプト植え付けてなかったらガチャガチャしてるな~だけで終わってたんだと思うんだけど(正直ENTER1234567の時はその印象を受ける場面が結構あった)、7つの国家って言ってる時点で、こっちは薄々、あ~これは最後に国家統一の流れやなぁっていうのを頭の中に置いてるので、割と流れが急でも納得具合が違うというか。

各々の得意分野、ほんと明確でわかりやすいけど、メンバーが多分それを一番理解してんだろうなという感じが伝わってきて結構面白かった。

 

 

今回、ライブの醍醐味「キャー!」を封じられたおたくは、「キャー!」したくなったら拍手をするしかなかったわけなのだけど、トラジャの上手いところはポイントポイントで拍手させるようなポイントをあえて作っているところ。(あえてかは知らんが)

 

元々舞台が得意なトラジャだからこそ、こうやって章を作るような演出はお手のものなんだろうな、違和感が全くなかった。

 

宮近やのえるがそれこそ舞台のセリフっぽく自分のコーナーで挨拶入れてたのも良かった。

ホール規模でこういうステージじゃなきゃちょっと違うかな?って感じそうだけど全然違和感なかったし、声出せず静かに聞けるからこそ、そしてこういう世の中だからこそ、アイドルの言葉をこうして耳に染み込ませられるなと感じたし。

 

「次がいつかなんて分からない、絶対またなんて言えないから、わかんないからこそ、今この瞬間、この空間を楽しんでほしいと思います」っていう宮近くんの言葉、痛いほど胸にぶち刺さったな。

今こうして隣でかわいいかっこいいを共有できるおたく友達とも、次がいつかなんて本当に分からないし、もちろん推しに会えるのも次が必ず来るなんて言えない世界でまっすぐに伝えてくれる言葉が刺さりに刺さった。

 

こういう、今の世の中だからこそ生まれる言葉ひとつひとつを映像越しではなくちゃんと目の前にいるアイドルの口から発された音声として受け取れること、あらためてちゃんと胸に刻みたかった。

 

 

OPのVOLCANO、円卓の首脳会談的なセットで始まるのがとにかく粋でかっこよかったし、何より円卓の真ん中に設置されたカメラで俯瞰された映像がスクリーンに映されてるのと円卓に肘ついて思慮しているビジュアルの対比がまじで素晴らしかった。

 

オンラインライブを何度も経てきたトラジャがこだわったカメラワークとセットなんだろうなと。

多分映像を想定せずオフラインだけだったら円卓じゃなくて横並びの方が見た目も壮観で派手だし死角がなくて顔もずっと見れるから、多分あえての構図だと思うんだけど、俄然配信も楽しくなる、作り手側の視点を持ち合わせすぎていて万能だなと思った。

演者側が見え方をこんなにこだわっているなんて、制作陣どんだけ仕事やりやすいんだろうかとトラジャの周りにいる大人に嫉妬した。

 

 

人より多く舞台という場所に身を置いてきて、毛色の違う沢山の先輩たちのバックについてきた7人だからこそ、その魅せ方の引き出しの多さは今までも感激してきたけど、今回は自分たちのステージの場数を踏んできて、作り手側の俯瞰した視点でまとめ上げてきたっていう印象だった。

 

 

7つの王国のセクションが終わって、白衣装で歌い上げる夢ハリでIMAGENATIONの各国総力戦(舞台で言うところの一幕)を終えるのも綺麗だった。

夢ハリってやっぱり舞台曲というか、ロイヤルな場所で映えるトラジャの中でも意味を持つ大事な曲で、それを大事に一幕のラストに持ってきたのもちゃんとその想いが感じられた。

 

少しだけ、パート割のことも触れておくけど、

私は加入組のおたくなので言及出来ることではないのかもしれないけど、

あまり周りを気にせずに言ったら夢ハリってそれこそトラジャの名刺代わりの曲でいろんな人の想いが乗ってる曲で、どちらかというと加入前を大事にするための証みたいなものなんだろうと過去を知らない身としてひしひしと感じてきて。

 

間奏から過去と別れを告げて~の部分はあえて松松はその場にいないことで守られてきたんだろうなとも正直思ってるし、そこに足を踏み入れないことで均衡保たれていたような感じもして。まぁいうなれば結構デリケートなところだったんだけど。

 

今回、そのパートを松松が舞台から姿を消すことなく、一緒に声を重ねたことに対して賛否を問うべきではないと思うけど私の立場としてで言ったら結構来るものがあった。

 

やっぱり、ステージから捌けて邪魔しちゃいけない、みたいな感じなくはなかったから。

 

 

gentanniversary.hatenablog.com

 

トラジャに加入して夢ハリを初めて少クラで見たときに書いた記事を読み返したら、あのころはまだぼんやりだった確かな場所に声とダンスを重ねられたのは思うことがないわけなくて。

 

5人にとっても特別だけど、2人にとっても違った意味でものすごく大切な曲だからこそ、7人が今回こうして新しく歌割りを変えたことで私たちに見せたい姿があったんじゃないかなと、いつかこれもちゃんと言葉にできるようになるといいな。

 

 

「今日僕たちが築き上げたIMAGENATIONは、夢へと導く大切な鍵。ともに羽ばたきましょう、夢のHollywood」

 

 

宮近くんが夢ハリの前にこうやって話してくれたの、もちろん今回のIMAGENATIONとしてのフィクションとしての言葉であったかもしれないけど、トラジャのノンフィクションとしての姿にも重なりすぎて心の中に熱くなる場所があった。

 

 

 

話を戻して、IMAGENATIONの二幕。

T∀BOO→Facedown→TheShow(新曲) の重量感のある選曲が、今回のトラジャの勝負所ぽくて、広くない会場で天井と足元から押し寄せてくる重低音で内臓をバクバクさせてくれたのが心地よかった。

 

新衣装もトラジャらしい統一感のあるジャケットスタイルとは真逆の、オーバーサイズの個性的なデニム素材で遊び心があるスタイリングで、また一皮むけた姿を衣装からも感じさせられて惚れ惚れした。

 

TheShow(新曲)もVOLCANOやGETALIVEとは違った強さがある曲で、今までで一番重心が低い曲だったなと思った。根が強い感じの重たさがある曲で戦闘力が高すぎた。

 

 

荒々しい曲調に合わせて、OPで登場した円卓の中に最後7人が入って終わるEDが、7つの想像国家を統一して新国家を創造した個性的な王たちの始まりですよみたいな感じで痺れたし、演出の統一性もさすがだった。

 

 

とにかく、全体を通して、

舞台とライブの美味しいとこどりをした贅沢なステージで、もはやトラジャという新しいジャンル確立しているのでは?と感じたライブだった。

 

 

”トラジャみたい”っていう形容詞、いつか使われて欲しいってずっと思ってるんだけど、その形容詞がライブでも舞台でも使える万能誉め言葉になるんであれば、まさにそのジャニーズアイドルの新ジャンルの”トラジャ”のスタートを垣間見たような気持になったというか。

 

これから先、思う存分声が出せる世界になるにはきっとしばらく時間がかかるだろうけど、そんな世の中に早くも順応する方法を確立してちゃんと形に出来ているTravis Japanってまじでジャニーズエンターテインメントの希望だなとすら思った。

 

 

Show time 覚悟はいいかい まだまだここからが本番だぜ

Fired out 僕の奥に秘めた衝動はもう止められたしないんだ

見飽きただろう仮想現実

This is not This is not a fancy

リアルな夢ならここに あきれるほど転がるよ

この場所で出会えた奇跡を噛み締めて

カタルシスの向こうへC'mon C’mon 一緒に行こうぜ

 

♪TheShow / Travis Japan

 

 

 

この強気な歌詞が、

近い未来、私たちに今よりもっと広くて新しい世界を見せてくれるトラジャをうたっていますように。

 

 

 

 

 

 

4月28日追記。

メンバー6人のコロナ陽性の報告が事務所からありました。

延期等でツアーのスケジュールを組み直しながら、個人仕事もめまぐるしく、きっと休める時間なんてほぼないような状態で全国各地のファンにたくさんの笑顔と元気を送ってくれた7人が、ごめんと思わず、心と体をたくさんたくさん労わって休ませて、どうかどうか自分を大事にまた元気な姿で私たちの前で最高のステージを見せてくれること、いつになってもいいから、いつまでもいつまでも楽しみに待っています。

 

必要以上のリスクやプレッシャーとも戦いながら、

沢山頑張ってくれて本当にありがとう。

 

1日でも早いメンバー・関係者の回復を祈っています。

 

 

名バディ

「冷凍庫に入れた水がどんどん固まっていったイメージ」

 

面白いな。

すごい面白い事言うな元太くん。 

 

なんか最近”松松”を松松が語ってるテキストを公式に提供される機会が増えて毎度面白いなと思ってる。

いつの間にか事実婚してた(!?)22歳21歳(現時点)のシンメめちゃくちゃ面白い。

 

いつからなんだろうな、2人がこんなに青春アミーゴ世界線みたいなところに生きてるように見え始めたの。

本人達の口から発信される場所が増えたって事だけなのかもしれないけど、結局何も知らなかったから気付いたらおたくの幻想みたいだったものが現実の世界に飛び出してきたように錯覚してるんだと思う。

 

正直、個人的に、2人のことをずっと一緒にいる、いてくれる、おたくのエゴと言うか不安な気持ちを払拭する理由というか、勝手に、超勝手に拠り所にしていたのが”松松”だった。

魔法の言葉「シンメ」に私が勝手に助けられて、失うのが怖くて依存しないとか言って強がったりもしてて。

 

元太くんが言った、

「冷凍庫に入れた水がどんどん固まっていったイメージ」

 ってのがめちゃくちゃ刺さった。多分元太くんが言ってるのと私が感じてることは意味が違うと思うけど。(元太くんは私みたいにめんどくさいことは考えてないだろうなという意味で)

 

冷凍庫に入れる水って型に入れるから、形のないものを形にしようと思って冷凍庫の中に入れるんだよね。

なんかそれがもうまさに私が2人に対して抱いてたことをピタリと言い当てられたようでびっくりした。

形がないもの時間をかけて形にするって、そんなドンピシャな表現されたらこっちはもう何も言えないよ。

 

どこか不安というか、そういうもやっとしてて言語化出来ない掴み所のなくて少しネガティブな感情を、確かなものが欲しくてもがいて冷凍庫にぶち込んでしまった身勝手なおたくのエゴを、ゆっくり時間をかけて固めて形にしてくれたんだなぁなんてめんどくさいこと考えちゃったよ。

 

 

ananのテキストで松倉くんが言ってくれてたけど、

松松はこっちで作り出したものでもないし、ありがたいことにただファンの人が僕らが普段から仲良くしている姿を好いてくれて、押し上げてくれただけで。

っていうのが、

こちらこそ勝手に騒いでた心の拠り所でずっといてくれて、そのままこうやって2人とも健やかに大人になってくれて、それを変わらず今も心の拠り所にさせてもらってるだけで。

てことなんだよね。

 

こうやって大きく誰もが目に入る場所に、私の誇らしい2人がめちゃくちゃいい顔して、何ページにも渡って”松松”のことを「気持ち悪いかもしれないですけど」なんて言っちゃいながら惜しげも無く話せる世界、思いっきり抱きしめたい。

 

めちゃくちゃかっこよくて、めちゃくちゃ羨ましい。

私にもこんな風に思える、相棒で同僚で戦友で親友で、そんな相手がいたらいいのにって、嫉妬しちゃうくらい2人が眩しい。

 

 

 

前は何もかもが似てないのに、と思って違うところを見ては面白いと思ってたけど、今は逆に同じところを見て面白いなと感じる。

結構冗談抜きで顔が似てきたのが超面白い。

顔の造形真逆なのに、似てるんだよな。

室町時代まで遡っても多分家系違うけど(知らんけど)、令和の時代でこうして交わってる顔の似てる他人、誰かが作って書いたみたいに“松”倉と“松”田なんてな。

 

この2人は同じクラスにいても別のコミュニティーに所属するタイプだよなってずっと思ってて、今も正直その印象はあんまり変わってない。コミュニティー単位だったらきっと違う属性なのはそうなんじゃないかなとは思う。

 

でもだからこそ、2人だけの唯一無二感が強いのかもしれない。

 

この世界に入らなかったら交わることのなかった世界線が物語になってる、創造物感がものすごいのに三次元の現実にあるの面白い。

 

 

やっぱり”松松”ってどこまでも面白いコンテンツだな。

 

 

ananの導入部分にあった「名バディ」っていいなって思った。

コンビとかシンメとかよりもずっとずっとビジネスっぽくて、仕事感が強いのが好き。

大人になった今の2人に対して的確だなと思った。

(表紙が田中圭と山田涼介のバディだったのにかけてるだけかもだけど)

ただ一緒にいるだけじゃなくて、そこに求められる成果物とか実績や結果を認められてこその「名バディ」だなと思う。

単語として、姿とかその実態を形容する意味としてのコンビやシンメって言葉よりもずっと奥深くて、シンプルにかっこいいなと思った。

 

「バディ」て実態というより概念みが強いから。

 

見てくれがバラバラでも「バディ」て言葉が最適な関係、手を取り合う、それも🤝じゃなくて🤜🤛て感じで、こいつのことはなんか分かんなぇけど分かんだよ、みたいなやつね。

米津玄師の曲でドラマに出来る2人のことだからね(それはMIU)。

 

 

これから”松松”のこと名バディって言いたい。

中二病みたいでニヤニヤしちゃう。

 

 

どこまでも、行けるとこまで、いや、誰も行けないところまで行っちゃって欲しい。

こんなに何にも不安を感じないジャニーズJr.なんているんだな。

あと少しで、きっとジャニーズJr.を応援出来るのも終わってしまうんだなぁ、なんてな!

 

絶対なんてないけど、頼もしくてなんか少し似てる顔をされると絶対を信じたくなっちゃうね。

 

 

 

地元どころかこの世じゃ負け知らずになれ。

よっ!名バディ!

 

 

 

 

ずっと僕の宝物さ

2020年 8月4日 12:00 / 15:00 / 18:00 

SummerParadise2020俺担(以下大人の事情により割愛) 松田元太ソロコン!!

 

あったかくて優しくてくすっと笑える愛に溢れたこの世で一番な日だった。

来年から8月4日は祝日になるらしい。

元太ワールドの日(祝)。

 

いろいろ突っ込みながら、胸いっぱいになりながら、

元太担と一緒にワーキャー言ってたのをせっかくだから文字起こししておきたいなと。

 

元太くんが何度も言ってくれたように、私もたくさんの感謝の気持ちを込めて、

大好きな元太くんの大切なソロコンサートのことを書こうと思う。

 

 

このブログが、とかではなくとも、

この元太くんへの胸いっぱいの気持ち、元太くんに届きますように。

 

 

*Anniversary

元太くんのアカペラで始まる、思い出の、大切な曲。

一番最初に元太くんがこの曲をソロで歌ったのは2015年5月12日だった。

 

「いつも応援してくれるファンの皆に感謝の気持ちを込めて、歌を届けます、聴いてください」

そう言って歌ってくれた、元太くんの初めてのソロ曲。

そして、これは少年倶楽部で元太くんが初めてハンドマイクを持った曲。

 

元太くんのファンとして過ごしてきた中で、

やっぱりどうしても特別すぎる曲。

そして元太くん自身にとっても大切な曲なのが本当にうれしい、これからもずっとずっとずっと一生大切な曲。

 

このブログを始めようと思ったきっかけになった日が、

元太くんがAnniversaryを私たちに届けてくれた公演を見たからだった。

 

gentanniversary.hatenablog.com

 

それから私の気持ちの掃きだめという名の宝箱にしているこのブログは、

その一瞬一瞬、「何気ない今日と云う日」 を大切に取っておこうと思ってこのタイトルにしたところがあったんだよな。

(どうでもいい自分語りが長い)

 

 

『キミヲアイシテル』

ここから一気に照明と音楽が元太くんの歌声を彩り始めて薄くスモークに包まれて、

たった一人で立つTDCホールの階段の上の高いところ。

背後と両サイドの電飾が遠くから見るとお城みたいに見えて。

眩しくてそして頼もしくてかっこよくて、いつもいつも愛に溢れている元太くんから発される「何気ない今日と云う日が僕らの記念日」。このフレーズは私の心の中にずっと刻まれ続けるんだろうなと思った。

 

5年前のあのクリエの小さなステージでこの曲を歌う元太くんの姿を見てから、

今日この日にもう一度、ちゃんと、これまでの軌跡の復習が出来たような、そんなOPだった。

 

OPからヘビーに綴りすぎて未来の自分にウザがられそうだから、

ここからは程よくライトに振り返っていくぞ!(意気込み)

 

薄荷キャンディー

後ろの階段がバーッて開いて、後光指してる立ち姿、

堂本光一さんのオーラ纏いすぎてた、思わずリカばりの「コウイチ、コウイチなの!?!??」を叫んでしまうワイ(やめな)

 

元太くん「ぼくの瞳(め)は君しか映らない」

わたし「それな!!!!!!!!!」

まじで元太くんしか私の目に映ってないんよ。。

ソロコンなんよ。。。。ソロコンなんよ。。。。。(噛み締め)

 

元太くん「君しか 見えない ほんとだよ」

わたし「いやそうなんよ、ほんとなんよ!!!!!」

 

なにこれ、テーマ曲なんか…?

高音めちゃくちゃ響くやん…歌うますぎん…知ってたけど…知らんかった…

 

 

ボクの背中には羽根がある

12時公演のワイ「今日ってキンキコンだったんか!?!??!」

リスペクトがすごい。

 

冒頭三曲このテイストのキンキ縛りにしてくるのは正直想定外だった。

一生ガチ歌生歌激歌ウマ(ラッパー?)。

 

「どんな夢も叶う気がする」←元太担の心の声代弁者松田元太(?)

 

なんか分かる、もう元太担やってると最近どんな夢もまじで叶うんちゃうか?

って本気で思えるんだよね、すごいよね。

な~~~~~んの心配もいらない人を応援しているのよびっくり。

 

最後、ステージに用意された階段の一番高いところに立って

「君を抱いて空も飛べる 嘘じゃないよ 今、”幸福”に触ったみたい」

って言う松田元太さん世界を今すぐ征服しろ。

 

冒頭三曲の総評。

 

「元太くんは、歌手!!!」

 

すぎるんよ。

アイドルの歌唱力じゃないのよ。

本当にどんどん歌が上手くなるな、無限に歌が上手くなる。

 

 

~ミニMC~

・「皆さん、どうも、こんにちは、僕が、あの、この、まつだげんたです!」

・この間合いの取り方はオードリーの春日のソレ

 

・「今日は、松田元太ワールド全開で行きたいと思います。」

・自分からワールド全開で行くと宣言する絶妙な面白さ

・突然のマシュマロトーク

 

・薄荷キャディーズ(正式名称)(ではない)

・のえるくん「キャンディーズだったっけ?」←国民の総意

キャンディーズは昭和のアイドルなんよ

 

・JUMPのバックにつかせてもらって、沢山勉強することがあったと

・そこで、続いてはJUMPメドレーです、どうぞ!

・セルフ曲ふり、KAWAII!!!!!!!!!!!!!!

 

 

Dreams come true

ここにきてのド・リ・カ・ム。

知念侑李さんの高音ガイドボーカル入っとる。

薮くんのフェイクパート、めっちゃ高音伸びとる、何度も言うけどこの人

歌が上手いんじゃ(ノブ)

デジワをバックにさわやかに夢見ましょう言うてくれる(デジワ)

 

 

*LastDance

ドリカムで油断してたら()PARADEから良曲キタ~~~~~~

でっかい満月を背景に、山田涼介憑依完了!!!!!

そういえばげんパラ前日(8月3日)スタージェンムーンだったよね、めっちゃ月綺麗だった。

げんパラへの伏線だったんか、まじ元太くん惑星規模でおたく飼ってんな。

月、同担。(??)

 

控え目に言ってもめちゃくちゃ山田涼介でしたよね「遠ざかるあの面影」は200%濃縮還元の山田涼介だった。

 

大サビ前に満月バックに元太くんのシルエットが映し出される時間、

普通に芸術が過ぎた。めちゃくちゃ陽の人なんだけど、夜が似合う人だよね、とっても。星空と満月が似合う。

儚くて綺麗な人だ。

 

PARADEの時のエースの隣で踊ってたダンスも神が憑依してたけど、

本当にこの手のダンスめちゃくちゃ上手い(語彙の消滅)

 そんな切ない顔しないでおくれや。。。

 

*PINK

JUMP曲でのこれは盲点だった~~~~~~~~~~~

歌うまい・ダンスうまい・ラップうまい←NEW!!

いや出来ないこと勉強以外になさすぎてあまりにもオールラウンダーが過ぎる。

YOU、出来ないことあるの????(勉ky..)

 

比較的、これまでの元太くんにはなかったカラーの曲で個人的には一番新鮮でドキドキした。

したことない経験♪(照)なのよ。

 

PINKのLEDの映像がめちゃくちゃオシャレだった。

し、白シャツで椅子とマネキン使った演出、天才なんか??知ってた。

 

最後の「僕の手で染めたいよ」の後にこっち指さしながらニヤッてするのが反則。

そんなん元太くんの手で染めて!!!!!!!(馬鹿でか声)でしかない。

 

最後バーンしてパリーンになって、こちらも粉々にされて終わる、潔く死。

 

 

*GIFT

JUMPコン終わる(JUMPコンではない)。

ぷれぜんとで歌ってて、個人的にはJUMP曲のバラードの中でも一番好き。

「世界でひとり一番大切な人」なんて、そんなん、もう、

私ら冒頭から一生愛されすぎててすごない??

普通一回くらい捨てるよね(どういうこと?)

元太くんずっと愛してくれるのよ、選曲が。

 

あと2番も歌ってくれるのがすごくうれしかった。

しっとり歌い上げる曲は1番だけじゃなくて2番まで歌ってくれるのも元太くんらしいなぁ。

 

 

~MC~

・オシャレな椅子に座るスタイル

・すごく良いまじでかっこいい一生存在がオシャレ好き(告白)

・「お水を飲みたいと思います」

・”お”水

・声が小さいんよ

・さっきまでの声量どこいったん

 

・山田くんとの距離感を物理的(こうやって手を伸ばしたら届くの)に説明してくれる元太くんかわいい、おたくなんか?

・「エクスキューズミー!て言ったら、あ、はい、って会話ができる距離くらい」

・距離感の表現のクセ

・山田担だからJUMPのバックにつけてひとつ夢が叶った感じがした元太くん

・ワイ、生まれ変わったらジャニーズJr.になって元太くんのバックにつく(誓い)

 

・「光くん、俺のお兄ちゃんだと思うのね?」

・「前世兄弟だったんじゃないかって俺感じちゃって」

・うん、じゃあきっとそうだと思う

・PINKを提案する光くんの真似

・酔っぱらっててPINKて提案した光くんがふざけてるのかと思っていた元太くん

・めちゃくちゃ馬鹿にしてる

・光くんとほぼ毎日リモート飲みしてた

・弟の鬼マウントがすごい

・「光くんと飲むと毎回ベロンベロンに酔っ払っちゃうのね」

・ベロンベロンに酔っ払う元太くん←免疫ゼロ項目

・「光くんに手ふっとこ(本当にふってる)(かわいい)」

脊髄反射で手振り返すおたく(ワイ)

・お前ちゃう

・「光くん、一公演目はたぶん何とかナンデス・・

ヒルナンデスな!!!!!!(食い気味)

・「PINKやりすぎてプィンク!になりました、Pじゃないです」

・プィンクもPやと思うで

 

・JUMPメドレーのGIFTはぷれぜんとでトラジャでも歌ったから、ここちゃかが歌ってたな~とかってエモかった元太くん

・「だからね、曲名をGIFTじゃなくて、グゥフっ、ギmフっ、ギフトとエモイだからウェモfっ、で行こうかなと」

・??

???

・全然面白い

・のえるに後でブログで言語化せぇ言われてた

・無理と思う

 

・「8月4日っていう単語なくして、元太ワールドの日にしちゃおうよって思っちゃったんですよね」

・アリ。次の選挙は公約に8月4日を祝日にする人に投票したい(!?)

・「8月1日、8月2日、8月3日、元太ワールド、8月5日」

・すごい

・「もうよく分かんないわ」←突然の冷静

 

・「次の曲もどうしても歌いたかった理由を歌い終わった後に話したいと思います」

・期待大

・「この曲が歌えるなんて、夢にも、夢にも、、夢にもビビディバビデブー!!!!」

夢にもビビディバビデブー(まじでやばい)

 ・シンデレラもびっくりだろうな

・夢にもビビディバビデブーでは舞踏会には行けなそうだもんな(なんの話)

 

*青の時代

おしゃれに椅子に腰掛けて、

小さく足でリズムを刻みながら。

 

真っ青な照明の中で青の時代を歌い上げる元太くん。

トラジャじゃなかったら、きっと青の時代をこうして歌う日は来なかったんじゃないかな。

みたいなことを感じながら、しっとりゆっくり心にガツンガツンと刺さる曲だった。

 

はぁ、どんな想いでこの歌選んだんだろう。

あとで話すって言ってたな、楽しみだな、、ってうっとりしてた12時公演の純粋なワイ。(理由を聞いて吉本新喜劇になるとはこの時まだ知る由もなかった)

 

 

〜MC(続き)〜

 

・「青の時代を歌いたかった理由がありまして」

・うんうん聞きたかった!すごい良かったよ;;

・「みんなの前でめちゃくちゃ歌いたかったっていう理由です」

ズコーーーーーーーーーーーーーッ

・理由、とは。

・面白すぎて大好き(なんでも楽しい人)

 

・「いってぇ!今ね、ストローが歯茎にぶっ刺さった、ハグキプラス♪つって」

>>>>ハグキプラス<<<<<<

・突然の真矢みきやめて

 

・「俺のライブ突っ込みいないねぇ、だからもうボケボケボケーのステージなのよ」

・のえんちゅ「(拍手)」

・拍手やめろ

 

・「剛くんと目と目を、アイとアイを合わせて・・・」

・アイ…?愛…?え、Eye...?EyeとEye…

 

・閑也に肩もんでもらったら、閑也の握力強すぎて右の肩だけすごいほぐれたらしい

・左右の力の差やばくない?

 

・「衣装替えをしなきゃなんだけど、どこで着替えたらいいかね」

・え、、、?どういう、、、?

・パーテーションせぇ!!!!(ノブ)

・「これ見たら、服屋さんで試着室開けちゃうみたいなやつだかんね」

・忠告されるおたく

・そ、そうは言われてもな、私らの視界、カメラさんにかかってるんよ

・「いちについて、よーい、ぱぁん!(ダッシュ)(衣装まで走る)(ワタワタ着る)」

なんだこれ

・「あぶねーみられるとこだったー」

・見てるのよ

・見えちゃってるのよ

・こちとら元太くんしか見るもんないのよ

・衣装替えの独特さ

・「ちゃんと着るんだよーってさっき衣装さんに言われてね」

・衣装さんに心配されとる(それはそう)

・「皆さんも着替えた方がいいんじゃないですか?」

・え、まじで?

・「まぁ、好きにしてください」

・ざ、雑な放任主義〜〜〜〜〜〜〜

 

・「SnowManの佐久間くんと、ラフォーレが来てくれましたーーー!!!」

SnowManのラフォーレ

・「皆さん、お気付きですか?」

・え、何を…???

・「来ました、4人(ちゃかまちゅ佐久間ラフォーレ)が」

・え、その話、今、してた、、、よね、、、

・恐怖体験、、アハ体験、、、?

・「もう日本にイニエスタ来たくらいの衝撃だよ」

・ラフォーレが来たこと?確かに、原宿からTDCに移転したんは知らんかった、衝撃

・面白いな、この子

 

・まじで一生なに言ってるか分からんかった

・メンバーが元太はまじで何言ってるか分からん言うてるのがこんなに沁みたことはない

・ほんと、メンバー各位いつもありがとう

・みんな突っ込んでるだけだと思ってたけど、多分いい塩梅で放置して拾ってあげてる

 んやな

 

・嵐メドレーやります言われて我に返る我ら

・そうか、これ元太ちゃんのトークショーじゃなかったか(それはそう)

 

 

マイガール

曲の始まりでスケッチブックに

「ファンの皆へ」

「いつも応援してくれてありがとう」

「俺の想い届きますよ~に」

と手書きのメッセージをめくりながら見せてくれる。

どこまでもあったかすぎて優しくてかわいくて。

 

曲の途中に、カメラの目線が元太くんに手を取られるワイになる。

手を取りながら階段を下りて、客席に用意された椅子に連れってくれる元太くん。

キングオブ紳士。

 

椅子の背もたれをいとおしそうに撫でて、席に置かれてるペンライトを手に取って、

その次の椅子には団扇とアクスタ。

その3つを大切そうに持ちながら、最後の椅子には一通の手紙。

きっと、ファンレターだろうなと悟った瞬間、ぶわっと涙が出てしまった。

 

嬉しそうにその手紙を手に取り、再びステージに上がる階段に腰掛けて優しくワイ(カメラ)をヨシヨシしてくれる元太くん(俺担ヨシヨシの時間)()

 

そしてステージに上がった元太くんが、ファンレターを天にかざして見たり、

愛おしそうに見つめて胸に抱きしめる。

 

なんて優しい演出なの。。。。。。。

そして「いつも、応援ありがとう」と優しい笑顔で。

 

雑誌とかでも、ファンレター読んでるよ、とか、団扇見えてるよ、とか、

ファンの私たちのことをすごく近くにいるよと言ってくれる元太くん。

 

昔から本当にずっとずっと変わらなくて、ふと、団扇が持てなくなったクリエの公演でおたくがペンラに文字貼り付けてるの(ルール的にグレーゾーンではあった)を見て「団扇持てないけど、ペンライトを工夫してくれたり、本当にうれしい」と思わず言ってしまった元太くんを思い出した。

ライブ中のファンサービスだったり、ちゃんと「見えてるよ」ということをこれでもかと直接的に伝えようとしてくれる姿がこんなに大人になった今でも少しも変わることがない、元太くんのファンは本当に本当に幸せだよ。

 

 

*Power of the Paradise

大好きパワパラ!!!!!!

サマパラのミニうちわ持ってひょこひょこ顔出してくれる元太くん、

控えめに言うけど、、、

かわいすぎるんよ!!!!!!!(思わずデカ文字)

ひょこ顔のバリエーション豊富過ぎてギネス載れる(適当)

 

デジワをバックに、ミニ団扇をもって一緒に踊ってこそ言わないけど、

これは一緒に踊るやつだ!と分かるような簡単でかわいい振り付けを教えてくれる元太くん。

大至急でミニ団扇装備しました(準備が良いおたく)

 

こうしてオンラインで画面上だけど、こうして一緒に踊る時間、やっぱり見てるだけよりもずっと近くに感じられてとっっても楽しかった;;

 

 

*キャラメル・ソング

嵐曲歌う元太くん、大野くん×二宮くん÷2の方程式で解(溶)ける歌声だったんですが。

甘くて優しくてまさにキャラメルみたいだった。

 

この曲の演出、とーーーーーーっても素敵だった。

映像とLEDとコラボしてて、いや、天才がやるやつ!!(ノブ)

 

サビの「宝物さ」で、元太くんが広げた手のひらの上にプレゼントボックスが。

「可笑しいくらいに"君"が好き」の歌詞で「君」の文字がそのプレゼントボックスに重なる。

★宝物=君

 

2番の「”灯り”点るのを見てた」で、ペンライトが青く光る。

手だけ映る映像のその先を見つめる元太くん。

つまりそこにペンライトを持つファンが立っていて、背景のLEDには無数の色とりどりのペンライト。

画面越しに私たちから見える景色は、まさにコンサート中の自分と見つめる先の元太くんの構図。

 

そして青く光るペンライトを持つ女の子のシルエットに向き合う元太くん。

そしてそのシルエットとすれ違い、背中合わせになって同じタイミングで前に手を伸ばして、優しく胸に手を寄せるとそのシルエットが消えて、そのまま、手だけが元太くんに向かうシルエットに。

 

つまり、見ているファンの私たちが一瞬画面の中で元太くんと向かい合った後、

また今度は今見えている世界に戻ってくる。

 

そしてシルエットの手を握ると、元太くんの手の中でそれが青い星に。

そして後ろのLEDには星空が。

 

間奏部分でポケットから手紙を取り出す元太くん。

画面に映し出される文章の宛名は全部「君」なのに、

元太くんが読み上げる文章の宛名は「ファンの皆」。

 

★君=ファンの皆

 

そして、手紙の最後の一文

「1日でも早く君に会えますよーに……」

の"君"だけが、文字でも言葉でも「君」だったところで、答え合わせが。

 

★君=ファンの皆=宝物

 

な に こ れ (幸)

 

俺の中の土屋太鳳が自担に愛されすぎて困ってますて言うた(ちょっと前の映画)

こんな愛されることある??????

 

マイガールで、ファンレターを愛おしそうに胸に抱きしめた元太くんが、

手紙で私たちに想いを伝えてくれる、”返信”なのよ。

 

な に こ れ (爆幸)

 

おかしくなりそう、こんな演出。

こんな伏線回収愛情演出ある??????

 

最後に「大好きだよ」って微笑みながら言ってくれるの。

 

この嵐メドレーの後、

「みんなの想いというか、大事にしてくれてるもの(団扇・ペンライト・アクスタ)を拾って、一緒だよって、一緒だよっていうか、一緒なんだよ、俺は思う」

って元太くんが話してくれるんですよ。

それって、この演出からするに、私たちが元太くんに想いを伝えたいのと一緒で、元太くんも私たちに想いを伝えたいんだよ、ってこと、だよね…?

誰に何と言われようと、これは、そう、なのよ。

自意識過剰でもなんでもなく、まっすぐに元太くんが優しく私たちに想いを伝えてくれていたのよ。

ギンギンに伝わってるのよ、本当に。

 

ごめんな!!!!

伊達に宇宙一幸せなおたくやってないんで!!!!

全世界に謝る、幸せ過ぎてすまん!!!!!!!!

 

 

 *少年隊メドレー

キラッキラの刺繍が入ったショート丈のめーっちゃオシャレなジャケットが、

元太くんの普段のファッションのシルエットの感じに合ってるというか、

このジャケット可愛くて超似合ってた;;

と思ったら東山さんのジャケットて言われて腰抜かした;;

モノホンのやつやん。

ヒガシを纏う松田元太(21)。

 

 曲名は割愛するんだけど、私の中で少年隊メドレーは15-16JWの印象が強いんだよね。

 

gentanniversary.hatenablog.com

 

 今でもダンス思い出せるくらい。

BabyBabyBabyのステップとか、ウワ~~~~ってなったし、

おいでよHEAVEN!!でジャンッて両手前に出してポーズ決めてたなぁとか。

このJWも結構思い入れがあったし馬鹿ほど通った現場だったから、

この少年隊メドレーは思わず懐古お化けが出てきてしまって大変だった。

 

Showが似合う人になったのも、歌舞伎やSHOCKでの経験があったりとか、

それを通じて今こうしてトラジャの一員になってるんだなぁとか。

 

曲がどんどん変わっていくすごくショー的な演出だったから、

勝手に頭が走馬灯みたいになっちゃった。

 

 

*愛のかたまり

コンテンポラリーダンスで歌なし。

これが本当にすっごく良かった。。。。

前述した15-16JWの桜咲くColorとか、2016サマパラ健人ソロのディアハイヒールとか、

ソロのコンテンポラリーダンスって結構元太くんの転機になるようなステージがあったなぁとふと思い出した。

それまでシャカリキが売りだったのに、いつからかコンテンポラリーが武器になったよね。

そのあとSHOCKの出演が決まったり、綺麗に魂を込めて踊る、みたいなのの原点がコンテンポラリーソロダンスだったような気がする。

 

星空みたいなLEDとスモークに金色のライト。

ひらひらとしなやかに舞う青と水色の衣装。

台地()を踏みしめながら裸足で踊る姿。

 

なんというか、ずっと体一本できついときも戦ってきた元太くんの姿が投影されてるみたいなステージだったなぁ。

 

*Family

スタンドマイクで。

げんパラの本編(共通部分を除いた)の頭とおしりを、一切踊らない曲で歌ですごくメッセージ性のある曲を選んだのも意味があるのかなぁと。

 

ずっと感じてたんだけど、元太くんが今回選曲した先輩曲、

怖いくらいに全部「君」へ宛てた曲ばっかりだったんだよね。

 

「あなた」とか「お前」とかなくて全部「君」

★君=ファンの皆=宝物 

この方程式思い出して最後の曲まで、

 

きみがいるから ひとつであること

 

って。

 

あと最後まで「ありがとう」だった。

一番最後のフレーズが「ありがとう」だったんだよね。

 

こんなにメッセージが一貫してるなんて、最後にそれに改めて気付かされて色々溢れてしまいそうだった。

 

 

 

*Together Now

この曲、本当に本当に反則だよね。

言葉にならないほどに胸がいっぱいになる。

 

ちょうどMIYAVIの番組見た後だったから、ものすごく6人に対して気持ちが熱くなっていたのもあって、

メンバーのパートを歌い上げる元太くんの姿にジンとしてしまって。

本当に頼もしくて優しくてあったかいお兄ちゃんたちの存在を、ソロだからこそむちゃくちゃ感じられて。

 

7人にスポットライトあたってる姿が合成される演出やめて欲しい。

1人きりのステージにこんなにも贅沢さを感じていたけど、6人が出てきた瞬間に安心感で涙が出てきちゃって、元太くんの歌声に重なる6人の声が愛おしくてありがたくて。

 

君とまた時間を重ねてく 思い出が僕らを繋いでいる

 

なんて。

元太くんが伝えてくれた「君」がずっと私たちに宛てたものだったのに、

最後の曲だけ「君」の宛名は大好きなTravis Japanメンバーになるなんて。

 

元太くんは絶対に一人じゃないって、こんな風に教えてくれるのは反則だよ。

 

ソロ公演を通して、やっぱり7人がいい。

そう強く強く思える時間が一番最後にあるの、本当にありがたくて素敵なことだなと、ちゃんと大事にしていこうこの気持ち、と胸に刻みました。

 

 

「楽しかった?俺はハンパね~楽しかった ありがとん 松田元太」

 

まっすぐで飾らない、元太くんらしくてかわいらしいメッセージと共に、

元太くんのソロコンが幕を閉じる。

 

 

 

 

 

松田元太くんという人がこれでもかと言うほどステージ上に表現されたコンサートだったなと思う。

 

元太くんは何を考えてるか結構よく分かる。

謎めいていなくて常に自然体。

ステージにいてもYouTubeのような場所でもバラエティ番組に出ても、はたまた演技のお仕事でも。

絶対に自分を作らない、飾らない。

 

常にその身そのままの元太くんでいてくれる。

 

私たちの見えるところでは

松田元太くんという人はずっと1人。

当たり前のことを言ってるかもしれないけど、結構これって実はアイドルの中でも珍しいんじゃないかなと私は思ってる。

 

かっこいいも可愛いもセクシーも、

全部全部、元太くんは作ろうとしない。

かっこつけないしかわいこぶらない、分かりやすくセクシーという体現を技法として使わない。

 

常に、そのままの姿を、かっこよくてかわいくてセクシーに魅せる人だなと思う。

 

 

今回のステージで、一貫したテーマを持たせたり演出としての流れやカラーを統一させる選曲、というよりは、元太くんがやりたいことを一つ一つ見せてくれる、そんな感じがした。

 

青の時代、やりたかたった理由は「みんなの前でやりたかった」から。

何にも捻りがなく、何か深い物語をそこに括り付けるでもなく、ただ、元太くんが私たちに見せたいと思ってくれたその一心。

 

嵐メドレーで見せてくれた、ファンを彷彿させるような演出。

「いつも応援ありがとう」と何度も何度も曲中に言ってくれる元太くんがあたたかくてあたたかくて、そしてとっても元太くんらしいな、と思った。

 

いつだって、どんな感情よりも先に"感謝"が来る人だったから。

 

メンバー、家族、支えてくれる先輩、お世話になった人、そしてファンのみんな。

何か節目の挨拶や心境を語る時、いつも「ありがとう」を目一杯伝えようとしてくれる、元太くんは昔からずっとそういう人。

 

 

 

 

ありがとうの 想いを伝えたいよ

そっと君のもとへ

遠く離れてしまっても

思い出に満ちた未来へ

 

瞳を閉じれば

君と過ごしたあの季節が思い浮かぶ

ふたりの記憶つないでく今日も

そっと小さな温もり集めて

 

 

これが、ジャニーズJr. Travis Japanの元太くんなんだなと、答え合わせが出来た気がした。

 

 元太くんが想いを届けてくれるように、

私たちファンの想いも届いてくれてるといいな。

 

 

いつもいつも、沢山の幸せをくれてありがとう。

可笑しいくらいに大好きな元太くんを

これからもずっとずっと応援させてね。

 

 

 

 

"ジャニオタ"を辞めて思うこと

 

別に誰に読んでもらうつもりでもないので、思うままに今考えていることをつらつらと。

 

 

 

辞めようと思っていたわけじゃなかったのに、

今の私はどう頑張ってもジャニオタじゃなくなったなぁとここ半年くらい思ってる。

尚、その判断基準は完全に当社比なのだけど。

 

元太くんやトラジャのことを好きな気持ちはびっくりするほど全然変わってないけど、自分の中で思うジャニオタの姿ではなくなったと思ってる。

 

 

一番アクティブだったTwitterのアカウントから離れたのいつだったかなぁと、ふとこの前久しぶりにアカウントを開いてみたら、最後の投稿が2017年だった。

え、もう2020年じゃん!?

体感は1年くらい経ったかなぁと思っていたのに(それはやばくない!?)

 

2年半くらい前から誰にでも目に入る場所で好きなことを好きなように発信するのがしんどくなった。

 

 

あの頃は楽しかったとかそういう話がしたいわけじゃなくて、

そういえばあの時はあの時でものすごく息苦しくて、

あぁもう今までのようにはおたく(あくまで自分の定義の中で)出来ないなぁと結構まじで凹んだりしてた。

2年半前の自分、我ながらジャニオタというものに結構真剣だったな(?)

 

 

 

別に今更何を気にする訳でもないので、クソ老害話すると(やめな?)、

ちょっと前に、自分が一番おたくしてた頃仲良くしてた子と話した時に、

「本当に小さな世界でおたくしてたよね」って話になった。

 

あの頃は共感することがおたくすること、みたいなところがあって、いや今もそれはそうなんだと思うけど、

現場(バック仕事)とか雑誌(月刊紙)とかたまにの露出をめちゃくちゃオーバーに騒ぎ立てて、

これがやばい!!!!!ここ見たっしょ???いやそれな!!!!

の世界だったし、なんか明確な単語という訳じゃないけど無言の共通言語みたいな雰囲気があって、それが不思議とめちゃくちゃ居心地良かったんだよね。

2くらいの情報を100のエネルギーで消費してる感じ。

 

でも、例えるならそれは6畳のワンルームで5,6人で鍋パしながら雑魚寝気味に酒飲んでる心地よさだったから、多分外から見たら居心地悪そうだったんだろうなとも思う。(例えの悪さ)

 

そして、別にそれを変えようとする気は当の本人にはなかったんだよな、と。

 

 

他担の友達に当時「元太担てすごい周りに牙むいてるよね」て言われたことあって目ん玉2つとも坂道から転がしたことあったんだけど、

無自覚に外にバリア張ってたのかなぁと今考えるとすこーしだけ心当たりあったりする。

 

なんだろう、セクバなくなって、ユニットにも所属しなくなって、みたいな時、

少年にもいないし、まじで元太くんのこと話してるのって元太担しかいなくて、個人的にはそれが悔しくてなんとかして元太くんのこと見てないやつの目に止まれ!!!!ってギリギリしてて、

あとこれは私が過敏だっただけかもしれないけど、

無所現場で元太くんに対する厳しい意見を目にすることが少なくなかったのが怖くて、

余計に元太担以外を敵とは思わずとも、元太くんをよく見てくれない人、みたいに思ってた(ヒステリックババア)

 

 

松松が当時のJr.の中で少し特殊な異動(言い方?)を繰り返してたのも原因にはあるのかもしれないけど、

一時はそれこそ今のキンプリメンバーと同じ隊列の中でお仕事したり、それなりに前の方に立たせてもらえることもあったり実はちゃっかりオリジナル曲で音源が出たこともあったりして、

その直後にユニットが乱立するタイミングで一気に周りの全てが離れていくように感じて、

気付いたら舞台班と呼ばれて無所属Jr.の立ち位置になっていたり。

 

 

あっち行ったりこっち行ったり、

光が当たったと思ったらスッと消えそうになったり、

多分色んな意味で勝手におたくが振り回されて環境の変化に敏感になりすぎていたのかなんなのか、たしかに情緒の安定感は耐震強度ゼロだったので、

色んな意味で常に過剰に発言してたなと思う。

もう過去の自分のTwitter見ると目チカチカすんだわこれが。

すごい喋る。それもとてもとても過剰な表現で。

 

 

元太くん良いところを元太担が言わんでどうするみたいな気持ち、ただのお前誰だよ案件すぎてアイタタタ…なんだけど、本人大真面目なんですよね。

当時の元太担だいぶヒスってた。(お前だけだよ)

 

 

まぁ本人も今ほどおもろ破天荒キャラぶちかましてなかったし(その姿見る機会なかったし)、

ユニット戦国時代の松松の置かれてた状況的にもそんな毎日お気楽なだけでいれるはずもなく。

みたいなとこあった、よね。(急に共感求める)

 

 

でもそういうヒス感情を共有するのも、私の中では心の拠り所だったような気がする。

傷を舐め合ってたというか、いつか必ず光が当たるよね!だから絶対大丈夫!だってこんなに素敵なんだもん!

て言い合うのがデフォのマインドだった。

今思えば痛々しい。

 

 

言うなれば誰にも見てもらえない(と思い込んでた)、を誰にでも見てもらえる、になることが当時の1番の夢だったみたいな、そんな気がする。

 

デビューという言葉を発するまでもなく、

沢山の人の目に留まる場所になんとかしていくことが出来ないか、それが論点だった、私の中では。

 

 

 

主演舞台をやっても、他担の友達はその事実すら知らなかったし、主演舞台の期間は夏のEXがあって、見学に来てくれる子も多くなくて、

結局こんなすごいことなのに誰にも知ってもらえないって被害妄想MAX値でヒステリックぶちかましてた。

 

SHOCKに出ても、限られた世界の中での「すごさ」のように感じて。

SHOCKに出演するということの価値を大きな声で称賛するのってほんの一部にすぎなくて。

当時のジャニーズJr.にとって、冬の帝劇とか夏のEXとか、いわゆるJr.としてのメインの仕事を外さずにこなすことの方がずっとずっと大切だったように思えた。

 

 

逆に言うと、松松はそこから外れた。

と、悲しくも言わざるを得ない環境だった。

 

 

安定的にJr.としての立ち位置を維持すること。

以前は松松と同じような場所に立っていた子たちが、当時それを実現する子と、この世界から去っていく子の二択になった大きな時期だった。

 

 

 

頑張って元の場所に戻りたくて、でも戻れる場所はなくて、

そんなやりきれない想いを毎日抱きながら少しでも明るい場所を求めてた。

 

 

多分そういうおたくの仕方してた時間が長すぎて、

私にとってはそういうおたくの仕方が普通でそれが落ち着くんだと思う。

皮肉にも。

 

 

 

一緒に頑張ることがおたくすることの正解になった、そんな空気が流れてるなと、ある時から思うようになった。

正解はもちろん誰が決める訳でもないけど、

色々なコンテンツが積極的に発信される時代になって、

それぞれのコンテンツをおたくがどう消費したかが怖いくらいに本人たちに還元される。

 

 

再生回数の伸ばし方や要望のフォームが、探さなくても星の数ほど落ちてくる。

もちろんそれを拾う拾わないは個人の自由だけど、

それを強制するわけでなないよ、と言われる、それ自体がすでにプレッシャーだなと思うようになったりした。

 

実際にそうやって消費が上手いおたくが沢山いることが、本人達の夢を叶えられるってことを目の前で見せられたら尚更。

 

 

誰かがやってくれる、という気持ちを持つのが

ものすごく悪いことのように思えてきて、やっぱり息苦しくなってしまった。

そのことに対して本人達に申し訳なくなって、あ、この申し訳ないって感情持ったら終わりだって思った瞬間、

多分私は一歩後退りしてしまったんだと思う。

 

 

事実として、そうやっておたくが力を出したことが実になった事例は2019年いくつもあったし、

今までとは違うメディアにどんどん進出して、

通勤電車の中吊り広告にトラジャ がいた時はさすがに嬉しくて泣きそうになった。

 

 

本人達と一緒におたくが目指すところが、大きな広い世界、デビュー、というスポ根的な一体感、

ライブに足を運んでもすごく感じる。

 

 

SNSYouTubeで、本人たちとの物理的な距離がどんどん縮まって、

おたくが思ってることが昔よりも遥かにダイレクトに伝わりやすい環境がありすぎて、

あれやりたいこれやりたいを実現させるにはこれ以上ないくらい世界が変わった、ジャニーズなのに。

 

再生回数やTwitterのトレンド入りとかタグとか、要望を送る、お礼を送る、よりももっと低くなったハードルで、

ありとあらゆる手軽な方法を1人が1回ずつやること、

何にも難しくないからこそみんなでやれば出来る頑張ろうというマインド。

 

 

考えたこともなかった。

Jr.担としてジャニオタしてた時。

 

もちろん昔からしっかり色んな手段を駆使して声を上げてる人も沢山いた。

でも、正直私はそれが少しだけ苦手だった。

無力なおたくだったなぁと思う。

 

私はとにかく圧倒的に消費する側だった。

好きな食べ物と同じように、お金を払って消費をする。

でも逐一それに対してこちらから何かお返しをしようと頑張ったりはしなかった。

 

 

言うなれば私はジャニオタをすることを少し贅沢なディナーをする、そんな気分でやってたわけで。

美味しかったですと大きな声をあげて、ありとあらゆる手段でお店のレビューをするわけではなく、

同じお店が好きな人と、今日はこれを食べました、あ、それ美味しいですよね、て言ってるだけだったから。

 

 

一緒に夢を追うって当時の自分は思ってたけど、私がやっていたのは夢を見守っていた"だけ"だった。

 

"だけ"っていう言い方は違うかもしれないけど、

今この世界では私のスタンスは"だけ"なんだろうなと思う。

 

 

「夢を追う=出来ることをやる」

 

それが義務でも、それが普通でもないことは分かる。

ただ、そういう空気があるなぁとは感じる。

 

私がそういう空気を気にせずマイペースにおたくします〜が出来なかったのは、

最初に言ったけど共感することをなによりも醍醐味としていたから、ただそれだけで、多分他のなんでもなくそれが理由。

 

 

 

昔が良かったとかそんなことは1ミリも思わない。

むしろ、こんなに元太くんの夢が夢で終わらないようなところまで来てること、願っても近づけなかった場所にこうやって来れたんだよって、

あの頃の私に教えてあげたらなんて言うかな。

涙を流しながら喜ぶかな。

 

皮肉にも、私はこの夢のような環境を全力で走り抜けるだけの体力がなかったよって言ったら、

あの頃の私はなんて言うかな。

 

 

別に今全然後ろ向きな気持ちではなくて、

今でも毎週木曜日を楽しみにしてるしインスタもありがたく見てるし、

元太くんの顔もダンスもこれ以上好きになれんくらい好き、

と言う気持ちだけはずっと持ってる、変わることはないだろうなという自信だけは何年経っても綺麗事じゃなく思う。

 

 

もちろん現場にも数は減ったとはいえ足を運んでるけど、

昔とは気持ちが全然違う。

 

もうきっとこの時点で私はスマホじゃなくてガラケーを使ってる、みたいな、多分そんな感じ。

 

使いやすいし変える気はない。

自分の使用用途として不自由もしない。

でも他の人とはちょっと繋がりにくい。

 

それだけ。

 

 

私は私で今でもすごく楽しくトラジャ のことを応援してる。

 

そしてこれからも変わらず応援したいし、

行ける範囲でちゃんとその活躍を見に行きたいと心の底から思ってる。

 

ただ、私がガラケーからスマホに乗り換えるのは結構難しかったんだろうなと思う。

 

 

 

変わっていく時代で変われなかったおたくだけど、

まだまだ元太くんの夢を見守らせてください。